NPOシェア・マインドでは、2022年度に『スープ事業』を計画しています。
・規格外食品を適宜用い、栄養価の高いスープを作る。
・スープの販売を行い、活動資金を得る。
・スープ1パッケージが購入されると、同じスープがお困りの方に届く。
・困窮している若者の雇用を創出する。
持続可能な支援体制を整えるため、私たちは商品の生産と販売を行う決意をしました。
NPOシェア・マインドは2015年より、食料支援活動を開始しました。
街や家庭で余っている食品をお預かりし、お困りの方へお届けする活動です。
しかし、設立間もない団体には助成金取得は難しく、寄付文化の根付かない日本で寄付金を集める事は容易な事ではありませんでした。
この活動の中、代表理事の松本靖子は全ての活動を無償で行い、私費を持ち出しての支援を行う事も多々ありました。困窮の深い若年層には、活動に協力してもらう傍ら、自身の生計から交通費や活動協力への謝礼金を支払い、彼らの生活が回るようにする事もありました。しかし、このようにボランティアの持ち出しが続いては、いつか活動の終わりが来てしまいます。
資金が潤沢ではない中、活動の中で様々な葛藤が生まれてきます。例えば支援食品を届けた先のご家庭で、幼い子どもの姿が見える時です。
その時届けた食品は、主に防災備蓄食品であるアルファ米やビスケット、ご寄付でお預かりしている限られた食料でした。命を守る事ができる大切な寄付食品です。でも、どうしても「野菜や肉もあったら」と考えてしまいます。
困っている方や幼い子どもに、体に力のつく物を食べてほしい。スープ事業は、資金調達だけではなく、困窮家庭に栄養を届けるための事業です。
食料支援活動の中、資金が不足している事から、もっとも栄養のある野菜や肉を受け入れる事ができませんでした。保管するための設備も導入できず、迅速に届けるための手配も出来ません。そのための資金が無いからです。
しかし、資金調達のための事業があれば、貴重な寄付食品の保存、加工、配達など、人道的支援のための準備や手配を行う事ができます。
これらの事業を軌道に乗せれば、仕事ができずに困窮している方の雇用にも繋げる事ができます。
①レトルト専用パッケージ
賞味期限を半年以上に加工できるレトルト専用パッケージは、1枚25円です。
月間1,680パッケージ(42,000円)の食料支援を目指しています。
②人件費
例えば週2日、月8日の雇用を実現するには、1名あたり月間66,624円が必要です。
③厨房維持費
レトルト加工に必要な機材一式を、リースで維持します。
月額80,000円の費用がかかる見込みです。
事業には『小型レトルト窯』を導入します。この機材を導入する事で、食中毒のリスクを限りなく0にし、出来上がったスープは常温保存が可能となります。販売の場所も問わず、また、お困りの方にも簡単に届けてすぐ召し上がって頂く事ができます。
食品の扱いに慣れていない若者や学生にも、真空レトルト後のラベル貼りや包装や仕分け、納品作業等で協力してもらう事ができ、給与を支給する事ができます。
現在専用サイトを準備しております。
この事業にご協力をご検討頂けます方には、どこへでもご説明に伺います。
ぜひお声がけください。
①お困りの方へ、栄養の詰まった食品をお届けします。
②アルバイトに入れず困窮している学生を雇用します。
③利益は、地域でお困りの方への人道的支援に活用します。
なぜこの事業が必要であるか、もっと詳しくお知りになりたい方はお声をかけてください。
ご寄付をご検討頂ける方に、直接ご説明をさせて頂きます。
お一人お一人のご協力を、必ずこの社会に対して還元していきます。
2021年9月現在、地域の学生や管理栄養士、地域の料理人の方々に関わって頂きながら、スープの開発が進んでいます。ぜひこの事業を見守ってください。現在、定期的に大口のご注文を頂ける先を探しております。
2021年度より、クレジットカードでの
ご寄付もして頂けるようになりました。
決済会社のアナザーレーン㈱を通じて
個人情報は厳重に守られます。